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2025/3/13
【イベントレポート】「決済者に刺さるエンプラ開拓戦略 ~セールテック×ABM実践戦略・実例~」

オンライン(Zoom)にて開催された「決済者に刺さるエンプラ開拓戦略 ~セールテック×ABM実践戦略・実例~」セミナーは、エンタープライズ領域における最新の開拓戦略や企業リサーチの自動化ツールの活用事例を、3社の代表者が実例を交えて紹介する内容となりました。
各社は、ターゲット企業の組織図作成やキーマン特定、効果的なアプローチ手法にフォーカスし、実務での成功事例や具体的な数値成果を共有。今回のイベントは、営業現場での業務効率化や受注拡大を目指す参加者にとって非常に実践的かつ有益な情報が多数提供され、活発なQ&Aも交えながら議論が展開されました。
【セールスレトリーバー社 松本氏のプレゼンテーション】
松本氏は、長年にわたるエンタープライズ営業の現場経験を背景に、企業リサーチにおける課題とその解決策としてのAIツール開発について詳しく説明しました。
従来、企業リサーチには多大な工数がかかり、特に大手企業に対する開拓では各部署の組織構造やキーマンの特定が業務効率を著しく左右していました。
そこで松本氏は、セールスレトリーバー社が提供するツールにより、リサーチ作業にかかる時間を月間約100時間から40時間にまで削減した実績を強調。
具体的には、企業名を入力するだけで、事前に設定した項目(部署情報、過去の経歴、意思決定者や推進者の抽出など)を自動的に整理し、仮説立案をサポートする機能が大きな特徴であると説明されました。
これにより、営業担当者はより戦略的かつ効率的にターゲット企業へアプローチできるようになり、案件の進捗もスムーズに進むとのことです。

【パスライト社 原氏のプレゼンテーション】
次に、原氏はパスライト社の取り組みを中心に、組織図の自動生成とパワーチャートの活用方法について解説しました。
原氏によると、エンタープライズ営業では、単に企業リサーチを行うだけではなく、組織内の実際の意思決定ルートや内部の連携関係を可視化することが不可欠です。
パスライト社のシステムは、ウェブ上に存在する公開情報を収集し、各部署の名称やその役割、さらには個々の経歴情報までを基に、リアルタイムで組織図を自動作成。
これにより、ターゲット企業のキーマン(決裁権者、推進者、影響力を持つ人物、ゲートキーパーなど)を正確に把握でき、最適なアプローチルートの策定が可能となります。
原氏は、具体的な大手企業(例としてトヨタ社を想定)を事例に、実際のリサーチ画面や組織図の自動生成プロセスをデモ形式で紹介し、参加者からの関心の高さを実感させました。

【ロゴトル 橋本のプレゼンテーション】
最後に、ロゴトル代表の橋本が登壇。橋本は、元リクルートや外資系での豊富な営業経験を活かし、エンタープライズ開拓における「手紙営業」の有効性と実績について語りました。
従来のテレアポ中心のアプローチでは、テンプレート化された大量送付に依存し、返信率が極めて低いという課題がありました。
そこで橋本は、決済権を持つ経営層や部長クラスに向け、パーソナライズされた手紙を通じたアプローチ手法を採用。
実際、企業の戦略やビジョン、そして過去の実績に基づいた内容を盛り込むことで、相手に「この企業ならではの価値がある」と感じさせ、アポイント獲得率を向上させた事例を紹介しました。
さらに、手紙営業の成功事例として、3ヶ月で6000万円分のパイプライン創出に成功したケースを挙げ、営業プロセスの徹底したフォローアップと、適切なタイミングでの複数チャネルを活用する重要性を強調しました。

【共通のデモと総括】
今回のセミナーでは、3社合同で大手企業(トヨタ社を例に)のリサーチ・アプローチシナリオがデモンストレーションされ、各社ツールの連携による効率的な業務運用が実演されました。
参加者は、企業リサーチの自動化や組織図、パワーチャートの活用が、従来の膨大な作業負荷を大幅に軽減し、戦略的な営業活動に直結する点に大きな関心を寄せた様子です。
また、各社とも個別のツールの強みや、実務での具体的な成果、さらに今後の展望についても活発な質疑応答が行われ、参加者との双方向コミュニケーションが印象深いセッションとなりました。
【締めくくり】
各社のプレゼンテーションは、エンタープライズ市場における新たな開拓戦略や、従来のリサーチ手法の課題を解決するための革新的アプローチを具体的に示すものとなりました。
松本氏、原氏、そして橋本の実務に基づいた発言は、営業現場で直面する課題をリアルに描き出し、今後のビジネス成長に向けた実用的な示唆を提供しています。
参加者は、セミナー終了後にも各社のツールやサービス資料を通じ、さらに深い情報収集と個別説明の機会を得られるとの案内を受け、今後のビジネス展開に向けた大きなヒントを得たと感じたことでしょう。
今回のイベントは、効率化・自動化ツールの導入によって従来の業務プロセスが根本から見直され、営業現場の生産性向上と受注拡大に寄与する可能性を強く印象づける内容でした。
各社の実践事例を踏まえ、今後もエンタープライズ営業の現場でこのような革新的手法が普及していくことが期待されます。
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