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架電の時間帯は午前が強い。3,126件の会話成功率で見直す

午後に寄せた架電の配分を、時間帯別の表で組み直す

2026 年 10 月 21 日 / 橋本 周平

会話成功率は午前10〜11時が8%台で、13時台は3.6%でした。それなのに、架電の4分の3は13時以降に入っていました。直近6ヶ月の電話接触3,126件で見えた配分のずれと、同じ架電数で会話を増やす組み直し方を書きます。

元の投稿で書いたこと

9月に X へこう書きました。架電量のピークは16時で、会話成功率のピークは午前でした。朝は会議、架電は午後にまとめる。私たちが最初に置いた設計は、市場の都合とずれていました。能力差ではなく、時間割の構造差です。

この投稿は短く書いたので、ここで表と手順まで出します。同じ架電数のまま時間割を動かすだけなので、試すのに追加の費用はかかりません。

時間帯別に見ると

対象は、直近6ヶ月の平日10〜17時(12時台を除く)の電話接触3,126件です。会話成功率は、本人と会話が成立した割合で、受付での取次ぎ拒否や不在は含みません。9時台と18時台は、接触が10件に満たないため表から外しています。元のデータはエンタープライズ BDR 観測レポート 2026の発見5です。

時間帯別の会話成功率と接触件数
時間帯 会話成功率 接触件数
10 時台 8.1% 298
11 時台 8.5% 484
13 時台 3.6% 197
14 時台 5.8% 479
15 時台 5.9% 592
16 時台 7.7% 621
17 時台 4.6% 455

出典: 直近 6 ヶ月・平日 10〜17 時 (12 時台を除く) の電話接触 3,126 件。観測レポート 2026 の発見 5・図 6 と同じ値。

10〜11時台は合わせて782件で、全体の25%です。件数で重みを付けて私が計算すると、会話成功率は約8.3%でした。13〜17時台は2,344件で75%、同じ計算で約5.9%です。一番低い13時台は3.6%でした。

16時台は7.7%と午後では高く、午後がすべて悪いわけではありません。落ち込むのは13時台と17時台です。もう1つ目立つのは件数です。架電が少ない枠は13時台の197件と10時台の298件で、会話成功率が高い10時台は、少ない側にありました。

架電は、空いた時間に入れる運用になりやすいと私は見ています。午前は会議や準備が入り、電話が午後に寄ります。私たちの最初の設計もそうでした。

ただ、相手が午前に出やすい理由は、ログからは分かりません。分かるのは、こちらの時間割と、会話が成立する時間がそろっていないことだけです。理由は決めつけず、結果だけを4週間見ます。

現場でのやり方

上の表は、複数の支援先のログを合わせたものです。貴社の表が同じ形になる保証はないので、最初に自社の表を作ります。次の4つの順で進めます。

  1. 自社の架電ログから、時間帯ごとの接触件数と会話成功率の表を作る。昼休みの12時台は外す。
  2. 件数が30件に満たない枠は、結論を出さず観測中にする。
  3. 会話成功率が一番低い枠を1つ選び、一番高い枠へ移す。上の表なら、13時台の電話を10〜11時台へ寄せます。架電数は変えず、会議や準備は空いた午後へ回す。
  4. 4週間後に同じ表を作り、移した枠の会話成功率を移す前と比べる。下回ったら元に戻す。

動かすのは1枠だけにします。2枠、3枠と一度に動かすと、どの変更が効いたのか分からなくなるからです。1枠で差が出たら、次の枠を動かします。

表を週次で見る進め方は、BDR の週次ルーチンに書きました。

LOGOTORU OS での扱い

LOGOTORU OS では、架電ログから時間帯別・曜日別の会話成功率を出し、月次のレポートで渡しています。自社で表を作る手間を省きたいときに使えます。

参考

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